阿吽剣と易について、コスミックレターの中から矢山先生の記事をご紹介します。（原文まま）そもそも武道家になりたかったので、「武士道に使えて、なおかつ病気を治すのに効く気功」を作りたかった。僕には気功の師匠がいないから、いろんなことを自由に取り入れることができました。時津さん(＊１)も、ある時期から師匠のいない修行になり、「自ら成す方法論を作って自ら成す＝自成道」を作った。 見える技術、論理的に分かる技術はたくさんあるが、それを磨き抜いて、その先にあるもの。年をとっても絶対負けない境地はどうするか。僕と30年以上フランスで活動している時津さんと話が合うのは、「幻想は介在しない。」と言う信念が一緒だ...

環境の変化や、世界がネットでつながり様々な情報があふれている時代です。どのようにして、人々が幸せに心豊かに、健康に過ごせるかを考える時代でもあります。 矢山先生は、超訳「空海の人間学Ⅰ」で「空海の研究は趣味ではなく切実な医療の為の実践なのです」と話され、空海の研究をライフワークとされています。それは「人は何のために生きるのか」「この世界、また心の世界はどうなっているのか」「生と死の問題」空海はこれらの重大問題に対して、答えだけではなく、その答えを自分で探し、そこに達する方法まで、論理的かつ実践的に、詳しく伝えてくれている方法論がしっかりあることに気がついて、これは人生をかけて追求して...