矢山式気功を通じて、健康な身体、能力開発、意識の進化をめざす人々をサポートします。


「武士道気功」開発の経緯

 

気功の訓練にも、さまざまな流派があります。
ほとんどは道教系、仏教系、武術系、医療系、さらに密教系、ヨーガ系のどれかに属しています。

「体の正中線上に気を巡らす小周天気功法、チャクラを開いて天地の気を取り込む大周天気功法」を私なりに開発したものを練習した人は、健康となり、外気を使えるようになって、一定の成果を収めましたが、何かもっとエキサイティングな、またユニークで効果的な方法はないかと数年前から感じ始めていました。

そんなある日、ふと日本刀を手にしてみました。

この真剣の小刀は、8年前に群馬の鍼灸師さんにいただいたもので、鍼治療の話をしているなかで、鍼を体に刺し入れずに、鍼に気を通して体のツボにかざすだけで、刺したときより、よく効く治療ができるようになったと聞きました。

それで、鍼の親玉ともいえる日本刀で同じことをしたら楽しいだろうと話をしましたところ、
その鍼灸師さんは、「日本刀なら何本も持っているので、1本研究用に贈呈しましょう」と快くくださったのでした。

その頃は開業して間もない時期で、時間にも気持ちにも余裕がなく、暇が出来たら研究しようと何本かの木刀と一緒に置いたままにしていました。

真剣の小刀を持つと、今までに感じた事のない戦慄が背中に走りました。

そして正眼に構える(中段に構える)と、下丹田に気が充満して、ウンと気合を発すると両手から「気」が出て、一気に刀身を貫通して、刃先から噴出していきました。下丹田に気が充満して、ウンと気合を発すると両手から「気」が出て、一気に刀身を貫通して、刃先から噴出していきました。

これは面白いと、その場にいた副院長を腹ばいに寝かせて、刀を背中にかざすと、痛いくらいに「気」を感じるといいます。

そこで背中の邪気をはらうように背中の上で数回振っただけで、サッパリとした顔つきになりました。

この結果に気をよくして、さらに数名に同じように刀を振ってみると、同様の効果が見られました。

これが、私が刀の「気」に目覚めた瞬間でした。

  • ー 矢山 利彦

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